背景
2023年の2月に、僕は「DenseLayersをもう一度復活させて、全力で頑張れ」と友達に励まされた。
実はあの時、僕は人生がかなり苦しい時だった。僕が初めて立ち上げた企業が失敗したばかりだった。静かに年以上暗中模索し、じわじわと血が抜けて、最後まで希望にしがみつきながらも事業が終わってしまった。僕はお金については損はしなかったけど、「2年早く諦めたほうがよかったかもしれない」とたまに考えている。それは根性か?意地か?理由は僕にもまだ分からない。青春の2年が犠牲になった。
(これで読者さんに僕の第一のアドバイス: 自分の企業をそういう形で死なせないでください。「バタン」で終わらせる方がいい。)
DenseLayersを全力でやってやる;この決断は簡単じゃなかった。家族にも説明しにくい。
僕にはもうお金は一切なかったし、親ももう財政難を許せないから、今回僕は小額の資金を調達すると決定した。自分にいろんな不安があるとしても、僕はずっとDenseLayersのことに自信があった。絶対どこかの投資家がそれをいいアイデアだと気づくと考えていた。それと、僕はもし今回の資金調達を成功できれば、それがアイデアの質の証明になると思った:もし2ヶ月以内に最低$15,000も集めることができなかったら、僕は起業を辞めると覚悟した。アイデアとか、自分の実力とか、どこかが絶対問題があるはずだから。
つまり、僕はこのプリーシード資金調達に僕の起業家の人生を賭けていた。
DenseLayersはちょっと特別なプロジェックトだ。王道の企業じゃない。様々な障害があった:
- アイデアとプロトタイプしかなかった;利用者は0だった。
- プロトタイプも恥ずかしいくらいにダメだった(笑)。
- 僕は一人だった。前にテック企業を立ち上げや資金調達の経験もなかった。
- 人脈は薄かった。たくさんの人が「アドバイス」できても、小切手を出せなかった。(意味わかるね?笑)
- 市場規模は大きくなかった。(研究者は大体金持ちではない)
- 非常に新しいアイデアだった。(リスクが高い;僕の計算がピッタリでなければだめ)
- 具体的にどう儲かるか、まだ分からなかった。
- 将来、サイトがどうなるのか、具体的に言えなかった。
- 会社がすぐに拡大できなかった。(DenseLayersはゆっくりゆっくり伸びるタイプのサイトだった)
- どうピッチするか、投資家に何を言ったら盛り上がるか、全然分からなかった。
- 皆から「もう経済が落ちたから資金調達するのが難しすぎ」と言われた。
- 僕はインドからアメリカの投資家たちをピッチしてた;たまに「インドにいる起業家を信用できない」と言われた。
- 金持ちの家族や友達がいなかった。(それと、誰にも「お金を貸してください」とは絶対言いたくなかった)
一言で言えば、周りの人は誰も僕に期待しなかった。(笑)
だが、僕はどうしても楽観的に進めたかった。意地っぽいからな。
資金調達について、一つ面白い言葉がある:「どんな最低なdealでも、どこかの誰かが絶対喜んで君の愚かなプロジェクトに資金を提供したい」
人は色々な夢見なプロジェクトに、色々な理由で投資する。本当に儲かると思うとか、個人的にプロジェクトに興味があるとか、ただ君を応援したいとか、君の競合が嫌いとか、コクテールパーティー等で自慢して鼻を上げたいとか。
予想外な人から投資された大成功の企業が多い。例えば、StarbucksのHoward Schultzは200以上の投資者に振られて、最後に近所のお医者さんから$100,000調達した。その頃今のStarbucksはアイデアだけだった。
どんなアイデアでも産業でも、どこかで君に投資したい人が絶対いる。その人を探すのが僕たち起業家の仕事だ。
(僕個人の意見かもしれないけど、僕は特別に頭がいい人や人生的に恵まれた人じゃない。逆に、頭だけが良すぎることが邪魔になるとも思う。そういう人は計算ばっかりで、「難しい難しい」と言い続けて何もしない。
君は200回目以上振られても続ける根性があるのか?そこまで自分のアイデアと実力を信じているのか?それがあれば君は絶対勝てる。なければいくら頭があっても起業家の道はきつい。)
僕は次の理由で、絶対投資家を見つけると自信を持っていた:
- 第一:必死。本当に人生が掛かっていると思っていた。
- DenseLayersのビジョンは大きすぎだ。成功したら人類の歴史が変わることは当然だと思う。そういうタイプの企業だけに投資したい人もいる。それに、アイデアがAIの研究に関係するから、投資することは誰にも恥ずかしくない。逆にかっこいいと思わせる。
- アイデアは新しいとしても、僕が数年練り直して準備した。業界を知り尽くしていたから、自分の解決策は正しいはずと思っていた。自信とか、自惚れとか、そういうことも大事だと思う。
- 僕は一人だけど、第一流や二流の技術者だ(笑)。プロトタイプは自分で作れる。チームがなくても一人で進める。それに僕はシリコンバレーでかっこいい数社で働いたことがあるから、職歴や資格が問題になるわけないとも思っていた。
結果と教訓
どれぐらいや誰に投資してもらったか、まだネットで言いえない。最初の$15,000の目標よりはるかに高いとだけが言える。個人的に要望があればピッチスライドを見せる。
厳しかったけど、おかげでこういう教訓をもらったんだ:
- ピッチはどうするのかより、誰にピッチするのかが大事だ。僕は最初から普通の金融関係者やプロの投資家とか人と話さないと決めた。僕のアイデアに興味を持てる人だけにピッチしてた。DenseLayersが大当たりになれるかより、プロジェクト自体が気になる人に。
- もし誰かが君にとんでもない細かいことだけを尋ねているなら(特にアイデアの弱点だけに集中している場合)、彼を無視したほうがいいと思う。こういう人は君が何回練り直してても、絶対投資しない。大体投資できるお金も持ってないと思う。ミーティングを早く終わらせて(「今の時点でこのプロジェクトはあなたにとって説得力がないみたい。それが間違いですか?」と言ってみろ)。そして二度と彼にアイデアについて話さない方がいい。
- 一番大当たりの投資は全部大体最初はすごい愚かな投資のようだ。
今思うと大当たりするのが当然と言えるけど、最初は全然想像しにくかった。たとえば:- ディズニーランド:コカイン中毒者の幻覚のようだ
- ハリウッドの映画はみんな大博打だ
- エアビーエンビー:「知らない人が知らない人を自分の家に迎える!」はいはーい。
- イーロンマスクのスペースエックスやテスラ:君がどっちにもアイデア時点で信じて投資できたのか?
- ツイッター:マジで、何だそのアイデア?何ですごい投資か説明してほしい。今でも事業計画が明確にできていない。
- フェイスブック:その頃マイスペースの方は一億人ユーザが多かった。事業計画もなかった。
- グーグル:ヤフーはその頃もう大企業だった;グーグルも事業計画がなかった。
- ネットフリックス:創業者が”That Will Never Work”という本を書いて置くくらいの下手なアイデアだった。
- スターバックス:このコンセプトはなぜ一時代に一度の成功になる、1986で想像できるか?
- 誰にも自分のアイデアについての意見をもらわない方がいい。理想の投資家やメンターじゃない人には特に。僕は資金調達の準備をする時いろんな”信用できる”人の前で練習した。いつも他人の意見を素直に受け取って、自分のピッチを直していた。でも結局ピッチが全然分かりにくいくらいにぐちゃぐちゃになった。最後に一人の起業家の友達が僕に言った:「君がどんな人と話しても、様々なアドバイスをもらうはず。でも結局全部当てずっぽうだ。起業家は最終的に自分のやり方でやらなきゃいけない。」もしシェフがレストランのお客さんみんなに「この料理をどうすればもっと美味しくできるのか」と聞いて、みんなの意見を受け取っていたら、その料理が元より不味くなる。アイデアやピッチについて意見がほしいなら、アイデアの質やポテンシャルじゃなく、ただ自分の考えと説明が分かり易いか難いか、それと自分は自信を持っているように見えるかどうかだけについて意見をもらった方がいい。
つまり、相手が君のピッチを嫌いだったり、ポテンシャルを全然見なかったりするなら、気にしなくていい。
今度誰かが君のアイデアの悪口を言ったら、ただ「この人はこの50年の全部の大成功企業についても同じことを言ったはずだ」と考えていい。ありがたく失礼して次の会議に。
よく聴け:企業は大体90%がはずれだ。弱点を持たないアイデアは一切ない。「このアイデアがダメ」というのは9/10当たり前だし、こういう単純な分析は誰でもできる;天才がいらない。この見方なら、君のアイデアの否定派はちょっと自惚れすぎのバカみたいだ。
でも全部の意見を捨てるべきやじゃない。たまに誰かがすごい系統的弱点を見つける。こういう時はちゃんと考え直すべきだ。でも「需要がないと思う」や「私は絶対要らない」や「それはもうあるじゃん」と言うのは系統的弱点じゃない。そう言う意見は無視しても大丈夫。需要があるかないか、自分で見つけるべきことだ。たった一人の意見で決めることじゃない。
投資をどう探した
詳しく言わずに:
- 投資家の知り合いが少ないから、そのネットワークをすぐに使い果たしてしまった。
- 投資家に紹介されることもできなかった(大体の人は変なアイデアに自分の評判を結びつけたくない)
- だから、自に頼って古典的な方法を使うしかなかった:営業メール。
- 理想の投資家の長いリストを作って、冒険を始めた。
- 人のインターンも歩合制で雇った。(投資をもらえないと払わない)彼にリストを作ってもらった。
この資金調達ラウンドは成功だったけど、本当に苦しかった。その時、僕はこの文章の教訓をまだ持っていなかった。たまには、インターンに励ましてもらう必要もあるほどやる気が無くなった。(笑)
結局、次の資金調達まで持ち堪えるには十分だけど、2,3年安泰にドリームチームを作れない。
でもそれでいい。今はとにかく一日でも長く生き抜いて、自分が信じるものを築いて、戦い続けることが大事だ。この資金調達はその夢を叶うための滑走路だ。
さあ、自分も出て、ピッチングを始めて、を金を手にいれよう!